2019.9.28
関西電力だけではないだろう
昨日関西電力の元幹部が原発の立地自治体の元助役から
金品を受領したとして、岩根関電社長がお詫び会見をしました。
「原発マネー」の還流ではないかとの疑惑をもたれています。
原子力発電の停止でコストアップとの理由で電気代を値上げして
消費者には負担をしいておきながら、
自分たちは金品の受領とは呆れた話です。
‟いつか折を見て返却しようと思っていた”とは驚きの発言です。
それならば最初から金品を受領しなければいいだけの話です。
原発ができると地元が潤うから、原発を誘致する自治体もあるのでしょうが、
金品を渡せるぐらい原発の建設費等で地元が潤うというわけです。
それに目が眩んで原発を誘致しようという自治体があることが自体
私には理解できませんが、『危険よりお金』人間の性ですね。
関西電力で起こった不祥事は他の電力会社でも起こっている、
と考えるのが自然ですよね。
この事件を契機に原発反対の機運が持ち上がってくれれば嬉しく思いますが、
残念ながら『危険よりお金』を選ぶ‟人間の性”を容易に変えることはできないでしょうね。