2019.4.20
銀行も石炭火力への融資半減へ舵をきる。
私は今更原子力発電に頼ることはない、というのが持論です。
もう日本では原子力発電所を新設することは不可能でしょう。
しかし、既存の原子力発電の再開を政府は押し進めています。
“原子力発電のコストが安い”というのがその理由ですが、廃炉までの
コストを考えるとそのコストは他の電力発電に比べ比較にならないくらい
バカ高いものになることは、福島のことを考えても容易に想像のつくことです。
それが分からずに政治に携わっていると、それだけでで政治家失格だと思います。
その思考はあまりに短絡的と言わざる得ません。
長期的視野に欠ける人間が政治家に向いてないのは明らかでしょう。
二酸化炭素の排出量の多い火力発電への融資残高を2030年度までに三菱UFJ銀行が
半減することを決めました。それに新設には融資しないことも決めました。
二酸化炭素の排出量の多い石炭火力は世界で見直しの機運が高まっているだけに、
環境問題に配慮した融資の姿勢を明確に判断したようです。
政府の顔色を伺うことの多い日本の銀行としては英断だ私は考えます。