2019.9.23
裁判所よ、国民の方を向いて裁判せよ!!
先日福島原発の事故の原因で、当時の東電の幹部
三人に責任があるかどうかの判決がありました。
‟全員とも無罪”、未曽有の事故を引き起こしながら
東電側に責任はないとの判決は考えられません。
「発電所にどんな事故が起こるのか想定していたら、原発は稼働できない」
というのが無罪の主な理由ですね。
その場合、原発が必要であるとの前提に立っての判断です。
私の場合は原発は一度事故が起こると甚大な災害をもたらすから、
原発には反対との立場です。
全原発が運転されていな時でも電力の供給はできていたではないですか!!
原発に代わりうる代替エネルギーを増やすことで原発の廃止は可能です。
もっともっと自然エネルギーの供給を増やし、高性能な蓄電池の開発に
お金を使えばいいと思います。
福島の廃炉に必要な費用は天文学的数字になることは簡単に予想できます。
まぁ少なく見積もって政府の試算の十倍は必要でしょう。(政府の試算はいつもいい加減だから)
お金だけでなく、故郷を追われた人間が沢山います。
それに放射能に汚染された水を備蓄できる余裕がなくなってきているようです。
それを海に流せばいいではないかとの荒っぽい意見もではじめました。
そんなことをすれば日本の信用はがた落ちです。
そんなことを考えただけでも原子力発電の廃止に舵を切るべきです。
それだけに旧東電幹部の無罪判決にはがっかり以上のものがあります。
所詮、裁判所も国家権力の一部であることが良くわかる判決でした。