2021.6.08
商・予・済マークの意味【不動産用語】
皆様、こんにちは!
宅建士で建築士の仲条です。
今回は業界用語(というほどでもない‥)をご説明いたします。
弊社の分譲地をご覧いただきますと、「商」とか「予」とか「済」のマークがついていますね。
雰囲気で何となくわかると思いますが、よく質問されるので説明します。
一般的な不動産の購入手順は以下の通りです。
1. 土地・建物を仮押さえする(電話でもOKです)
↓
2. 買付証明書(購入申込書)を提出する
↓
3. ローン事前審査を受ける
↓
4. 重要事項説明を受け、不動産の売買契約を結ぶ(手付を支払う)
↓
5. ローンの本審査を受ける
↓
6. 引渡し・所有権移転登記(残金の決済)
この1.の段階が「商」‥商談中という意味です。
そして、2.の段階が「予」‥予約中という意味です。
さらに、4.の段階が「済」‥契約済みという意味です。
※あくまで弊社のマークの意味です。
契約済みを「契」というマークを使用される業者さんもいらっしゃいます。
もう少し詳しく解説しますね。
商談中:仮押さえ(早い順)状態
土地の場所・環境等は気に入ったが、希望の建物・外構(車の台数など)がおさまるかわからない状態
→ 工務店に土地情報を渡して、相談をする。
→ その間(2週間程度)商談中とする
当該不動産に他者から問い合わせがあった場合、先に商談を付けた人が買う意思を表明すると優先権がある。
予約中:買付証明書を提出した状態
予算を決め、銀行に融資の事前審査を申し込む。
融資が通れば、契約に進む。
契約済み:契約を済ませた状態
銀行の本審査を申し込む。
融資が決まれば、決済(残金を支払い、所有権を移転する)
いかがでしたか?
気に入った物件があったら、「商」をつけて、まずは仮押さえしましょう!
特に手数料も要りませんし、早い者勝ちです。
お電話でOKですよ。お名前と連絡先、押さえておく期間をお伺いします。
不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね!