2019.12.17
厳しい判決
熊沢元農林事務次官の息子の殺害事件、大きくマスコミで取り上げられましたね。
昨日判決がありました。8年の求刑に対し、6年の実刑判決。
私は執行猶予が付くのではないかと予想してましたので、厳しい判決だと
感じたわけです。
執行猶予の付かない理由として、警察なり、主治医などに何ら相談していない
とのことでした。まぁ最善を尽くしていないという判断です。
でも警察なり第三者に相談として解決できたとは私には思えません。
警察も家庭のいざこざには消極的ですし、親身に考えてくれる第三者
機関があるのでしょか?
結局は自分自身で解決しなければならないと考えられます。
私の知り合いにも子供の暴言や暴力で困っている人がいますが、
第三者に相談してそんなに簡単に解決できるはずはないと言っていました。
それが可能なら、61万人ともいう膨大な中高年の引きこもりがいるわけないでしょう。
その知り合いも‟何度も子供を殺したい”と思ったことがあると言っていました。
それが本当に正直な本音だと思います。
裁判官も暴力を振るったりする自分の子供がいないから、熊沢被告の苦悩を
想像できないのです。
殺された息子のために長女が自殺までしたというではないですか。
その息子のために完全に家庭崩壊になったわけです。そのうえ暴力を振るわれているのです。
無罪という訳にはいかないでしょうがせめて執行猶予の付いた判決を望んでいたわけです。