2019.7.28
言葉の壁
新しい技術が導入されると新しい言葉が作られます。
歳をとるとその言葉への理解が出来なくなります。
高齢者がPCやスマホを使えなくなるのもそのせいだと思います。
昨日の新聞(朝日)の一面に国の「マイナポータル」サーバー
費用100億円で利用は0.02%と大きく報じられました。
費用をかけた割には利用率があまりに低いという内容ですが、
私には「マイナポータル」サーバーなる言葉がさっぱり理解できません。
その言葉が理解できないと利用の仕方が分かるわけがありません。
もう少し易しい日本語で説明できないものでしょうかね?
PC用語で「ツイッター」「インスタバエ」「クラウド」・・・
わからない用語の羅列です。そのため残念ながらPCを使え切れていません。
それのみか、携帯電話もいわゆるガラケと言われるものを使用しています。
スマホを買っても仕様書を読む気力がなくなりました。いちいち人に聞くのも抵抗感があります。
時代に乗り遅れているという認識はありますが、新しい言葉に脳が付いていけないのです。
「マイナポータル」サーバーの利用率が極端に低いのも言葉の壁が原因なのでは?
私はそう感じています。
専門家の元会計検査院の官房審議官だった星野昌秀弁護士は
「サーバーの利用想定はあまりに現実離れしており、個々の
サービスの必要性や費用対効果を検討したと思えない。過大な
予算が投じられていないか、第三者による検証が必要だ」と述べています。
まぁこんな無駄を積み重ねると何兆円という莫大な無駄が行われていると思います。
何事も国民に易しい日本語で説明し、多くの日本人が理解できるよう
配慮してこんな無駄は無くして欲しいものです。