伊勢神宮の式年遷宮は20年に一度行われます。

次回の第63回遷宮は令和15年（西暦2033年）秋です。
前回は平成25年でした。ついこの間のように感じます。
この遷御の儀に向けて、いよいよ祭典・行事が始まりました。

５月２日の山口祭（やまぐちさい）・木本祭（このもとさい）にはじまり、
来週の６月３日に御杣始祭（みそまはじめさい）、
次週の６月9日、10日には御樋代木奉曵式（みひしろぎほうえいしき）があります。

現在、伊勢のあちらこちらの商店の店頭に「祝御樋代木」という旗がなびいています。
神殿の御用材が早くも到着するの？と勘違いしていますが、
「御樋代木」とは「御樋代」と呼ばれる、伊勢神宮の神器「八咫鑑」を納める器の御料材なのです。
ですから、大変おめでたい材料が神域に届くということで、「祝」っているわけですね。

この御樋代木は、長野県と岐阜県で伐採され、奉搬経路上の沿道各地ではお出迎えの祭典が催されます。
お祝いされながら、はるばる伊勢まで運ばれてきます。

この祭典のため、6月8日（日）～10日（火）は通行止めになる箇所がありますので、
伊勢にお越しの際はご注意ください。

弊社もこの伊勢の地でお仕事をさせて頂いているご縁に感謝し、遷宮に協賛いたします。