2019.1.14
趣旨返し!?
竹田JOC会長が東京オリンピック誘致に際し、賄賂を贈ったのでなないかとの
疑惑でフランスの検察当局から事情聴収をうけました。
カルロス・ゴーン前日産会長の逮捕に対する趣旨返しではないか、という
見方がなされています。状況を考えると私もそうではないかと考えています。
オリンピック誘致には、民間のコンサルタントの協力を仰ぐのが一般的だそうです。
そのコンサルタント料が賄賂にあたるとなれば大いに疑問を感じるからです。
直接オリンピック開催を決める投票権のある人物に金銭を送れば当然賄賂になるでしょうが、
コンサルタント会社にコンサルタント料を支払うのはある意味当然だと思います。
そのコンサルタント料が誘致活動の助言に対する対価であるならば、それは普通の商取引
の範疇であると考えるからです。
もし仮にコンサルタント会社が賄賂を贈ったのであれば、それはコンサルト会社の犯罪に
なると思われます。
竹田氏が直接賄賂を贈る指示を出したのであれば、それは竹田氏の犯罪行為になると思われますが、
どうもそうではないらしいです。
そうすると、カルロス・ゴーンの逮捕に対する報復の見方が出てくるのは
当然の成り行きです。
もしそうであれば、フランスの権威も地に落ちたものだと思います。何事も何が真実であるのかは、
‟神のみぞ知る”世界ですが、私たち人間は神ではありませんから、辻褄の合う論理的
思考で善悪を出していかなければなりません。
報道で知る限り、カルロス・ゴーン氏は有罪、竹田氏は無罪、私の論理的思考からは
そんな結論が導き出されます。
これは何も私が同胞の日本人を優遇しているという訳ではありません、念のため。